更年期障害でお悩みの方へ
更年期による身体の変化に戸惑っていませんか?
更年期障害は、閉経にともなうホルモンバランスの変化により、心身に不調が生じる病気です。
頭痛やめまいがしたり、物忘れがひどくなったりと、日常生活に大きな影響を及ぼすことがあります。
防ぐことがむずかしい病気ですが、生活習慣を整えることで症状が楽になることがあるといわれています。
更年期をうまく乗り越え、健やかな生活を送りましょう。
こちらでは、更年期障害の原因や症状、当院での施術メニュー、対処法・予防法などについて詳しくご紹介しています。
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目次
こんなお悩みはありませんか?
- 運動していないのに息切れがする
- めまいで立っていられない
- 寝てもあまり疲れが取れない
- 最近忘れっぽくなった
- 滝のような汗をかいてしまう
- イライラしてすぐ怒ってしまう
更年期障害の症状と原因
更年期障害になってしまうおもなケース
●更年期障害とは
日本人の女性は、50歳前後で閉経を迎えるといわれています。
更年期とは、閉経の時期を挟んだ前後10年間のことです。
この時期になると、女性ホルモンの変化が現れるようになり、心身に変調が出ることがあります。
症状には個人差がありますが、身体的な症状だけでなく、精神的な症状もあります。
●更年期に起こる身体の変化とは
更年期になると、どのような身体の変化が起こるのでしょうか。
・卵巣機能の変化
更年期に大きな変化が起こる部分は、おもに卵巣です。
加齢にともなって卵胞の数の減少や卵巣の機能低下が進みます。
やがて、卵胞がなくなって排卵が完全に停止すると、女性ホルモンの生産ができず、適正なホルモンバランスが崩れてしまいます。
・卵巣機能の変化による影響
卵巣の機能が低下すると、とくにエストロゲンという女性ホルモンが減少します。
エストロゲンは、皮ふのうるおいや骨の強さを保ったり、認知機能を維持したりするなど、さまざまな役割があるホルモンです。
そのため、卵巣の機能低下によってエストロゲンの分泌が減ると、子宮だけでなくほかの臓器にも影響が及びます。
更年期障害の症状と原因
●更年期障害の症状
更年期障害の症状は、身体的症状から精神的症状まで多岐にわたります。
・運動器系の症状
腰痛や肩こり、関節痛、しびれなど。
・精神神経系の症状
めまいや不眠、うつ、イライラなど。
・血管運動神経系の症状
動悸や息切れ、発汗、むくみ、ほてりなど。
・皮ふ・分泌系
のどの渇きやドライアイなど。
・消化器系
吐き気や下痢、胃もたれ、胸焼けなど。
・泌尿器・生殖器系
月経異常や尿失禁、性交痛など。
●更年期障害の原因
更年期は閉経以外にも、心理的・社会的によって心身にストレスがかかりやすい時期です。
次のような原因が重なることで、更年期障害が起こりやすくなると考えられています。
・身体的な要因
更年期は、閉経にともない、女性ホルモンのバランスが大きく変化します。
とくに、FSH(卵胞刺激ホルモン)とLH(黄体形成ホルモン)が影響しているといわれています。
本来、エストロゲンは、周期的に分泌されています。
しかし、更年期になるとエストロゲンの規則正しい分泌ができなくなり、脳に対してもっと分泌量を増やすようにフィードバックが伝わります。
すると、下垂体から分泌されるFSHやLHが過剰に分泌され、自律神経のはたらきを乱すと考えられています。
・心理的な要因
更年期は、親の介護や他界、お子様の進学や就職、結婚など、家族に変化が訪れやすい時期です。
そのため、心理的なストレスによる影響で心身の不調が生じることがあります。
・社会的な要因
更年期ごろの年代は、仕事で責任のある立場を任されることも多いです。
また、子どもの自立により、夫婦関係のあり方にも変化が訪れます。
このような社会的要因によってストレスを感じ、更年期障害になることもあります。
更年期障害の施術法と
代表的な施術期間と過程
更年期障害のおもな施術法
更年期障害は、症状の現れ方が一人ひとり異なります。
そのため、詳しくお話を伺ったうえで、どのように施術するのかを決めます。
また、更年期障害は女性ホルモンの影響が大きいため、施術以外に医療機関による婦人科系のアプローチが必要です。
●鍼灸
鍼灸は、身近な民間療法として親しまれている施術です。
更年期障害の症状は、自律神経に問題があることが多いため、鍼やお灸によって副交感神経を活性化させ、自律神経のバランスが戻りやすくなるよう促します。
●ゼロ整体
ゼロ整体とは、骨格や筋肉のバランスを考慮したうえで行う整体のことです。
不調が生じている部位に、かならずしも原因があるとは限りません。
離れた部位に生じている問題が、別の部位に影響を与えていることもあります。
ゼロ整体では、症状を強めている要因を探り、今の身体の状態をリセットすることを目指します。
更年期障害の代表的な施術期間と過程
●施術期間
更年期障害の症状や程度によって、施術期間は異なります。
症状が重いようであれば、数か月かかることもあります。
また、更年期障害は専門的なサポートが必要となるケースもあるため、症状がつらいときは一度医療機関に相談しましょう。
●施術過程
1)ヒアリング
更年期障害の症状は何十種類もあり、現れる症状は人それぞれ違います。
まずは、ヒアリングにてどのようなお悩みを抱えているのか伺います。
2)身体の確認
施術を始めるまえに、骨格や筋肉のバランスなどを確認します。
3)施術
鍼灸やゼロ整体など、症状にあった施術を提案します。
また、セルフケアの方法や注意点などについてもアドバイスします。
更年期障害になってしまった際の
注意点と対処法
おもなセルフケア方法
更年期障害の症状が現れはじめたら、次のように対処しましょう。
●有酸素運動を行う
有酸素運動を行うと、自律神経のはたらきを保ちやすくなるといわれています。
ウォーキングやジョギング、サイクリング、水泳など、楽しく無理なく続けられる運動を日々の習慣にしましょう。
運動の頻度は、1日30分、1週間に3~4回が目安です。
●ストレスを解消する
ストレスを解消することで、更年期特有のイライラが和らぎやすくなります。
十分な睡眠を取り、運動や趣味を楽しむ時間を持ちましょう。
●食生活を改善する
更年期は、エネルギーや骨の代謝が著しく変化しやすく、栄養不足もしくは栄養過剰になることがあります。
和食を中心としたバランスの良いメニューを心がけましょう。
また、更年期は女性ホルモンの減少によって、骨粗しょう症のリスクが高まるといわれています。
牛乳やヨーグルト、チーズなどの乳製品を意識して摂りましょう。
●身体を温める
身体をじんわりと温めると、筋肉の緊張が和らぎ、自律神経のはたらきを保ちやすくなります。
40℃ぐらいのぬるめのお湯に15分ほど浸かりましょう。
●アロマセラピーを取り入れる
アロマセラピーとは、香りを楽しむことで気持ちを落ち着かせる方法です。
更年期障害に対しては、クラリセージやベラニウムなどのオイルがおすすめです。
アロマをブレンドしたオイルで身体をマッサージしたり、湯船に数滴入れたりしてみましょう。
更年期障害の予防法とケア方法
更年期が近づいている方は、次のような予防法を行い、更年期障害に備えましょう。
●適度に身体を動かす
更年期前から適度な運動を習慣化しておくと、更年期に入ってからも運動を楽しく続けられます。
ウォーキングや犬の散歩、掃除、ラジオ体操など、息が弾んで少し汗ばむ程度の運動をする時間をつくりましょう。
●ストレスを溜めない
ストレスを溜めると、自律神経に悪い影響が及びやすくなります。
自分なりのストレス解消法をみつけ、こまめに解消することを心がけましょう。
●栄養バランスを整える
更年期に入る前から、栄養バランスの整った食事を意識しましょう。
更年期症状に効果的だといわれている特定の食材ばかり食べていると、全体的な栄養のバランスに偏りが生じることがあります。
主食のごはんを基本として、肉や魚がメインの主菜、野菜やきのこ類をつかった副菜、汁物を組み合わせた和食をイメージしましょう。
●身体を冷やさない
冷えは万病のもとといわれているように、冷えによって更年期の不調が生じることがあります。
腹巻や靴下、ストールなどの防寒グッズで、冷えやすいおなかまわりや足首、首元などを冷やさないようにしましょう。
更年期障害に関するQ&A
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更年期はいつからいつまでのことですか?
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閉経前の5年から閉経後5年までの、計10年間のことです。
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更年期障害とはなんですか?
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閉経をまたぐ10年間に心身にさまざまな不調を感じ、日常生活に支障が生じる状態のことです。
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更年期障害の原因はなんですか?
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おもに閉経にともなう身体の変化が関係しているといわれていますが、更年期特有の心理的要因や社会的要因も関わっていると考えられています。
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男性でも更年期障害になることがありますか?
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ストレスや環境の変化によって、男性ホルモンのテストステロンが急激に減少すると、男性でも更年期障害になることがあります。
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閉経を迎えると身体にどのような変化が起こりますか?
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閉経を迎えると、女性ホルモンのエストロゲンが著しく減少し、関連する部分に影響が生じます。
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エストロゲンとは、どのようなホルモンですか?
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皮ふのうるおいや骨の強さを保ったり、認知機能を維持したりするはたらきがあるホルモンです。
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更年期障害のおもな身体的症状はなんですか?
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頭痛や肩こり、めまい、動悸、息切れなどです。
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更年期障害のおもな精神的症状はなんですか?
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イライラや不安感、不眠などです。
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更年期になるとホットフラッシュが起こるのはなぜですか?
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自律神経の調節機能が乱れ、血管の収縮・拡張をうまく切り替えられなくなっているためです。
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更年期障害の悪化を防ぐためにはどうしたらいいですか?
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生活習慣を正し、心身にストレスを溜めこまないようにしましょう。
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更年期障害におすすめの運動はなんですか?
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少し汗ばむ程度の有酸素運動がおすすめです。
たとえば、散歩やジョギング、ラジオ体操などです。
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更年期はどのように乗り越えたらいいですか?
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更年期の心身の変調は、避けられないものです。
必要以上に身構えず、正しい知識で対処しましょう。
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